19 眠 NEMURI
■2006.12.3 田原市文化会館
■演出 岡本ヨシヒロ
■CAST
ふぁにちゃ~ふじた・汐川虹子・岡本ヨシヒロ・三洲銀次
・ヤギ兄・サユリ・ナウマン西
【客演】村上暢彦
【友情出演】ホンダブ・藤城大知
■STAFF
【舞台監督】のり松くん【舞台監督補】冨国恭平
【照明】後藤サトミ
【音響】J&N HIRO
【舞台美術】岡本ヨシヒロ
【衣装】和泉庵玉緒
【小道具】紅 柊
【劇中歌作曲】藤城大知
【映像】Minotch
【制作】mikako・ナウマン西・小池A子
■ごあいさつ(パンフより)
小学6年生の時に、僕は走り高跳びの選手だった。
放課後 校庭の砂場で練習していると、決まって下校時間を待つ下級生が、砂場の周りを取り囲むように集まってきて「スゲー」 って感じで見ていた。目立ちたがり屋だった僕は、それがスゲー快感だった。
そう 自分の中ではその時 僕はヒーローだったのだ。
大人になって日々の生活に追われている僕に、そのかつてのヒーローが語りかける。
「何してんの?何してんの?何してんの?・・・・」
僕は今 何をしているんだろう。
何のために生きているんだろう。下を見て「まぁ、まんざら不幸って訳でもないか」とつぶやいてみたりする。そして眠くなる。眠ってしまいたいと思う。もしかしたら、死んでしまう前に僕達大人はもう永い眠りについているのかもしれない。
でも待てよ、“キンさん ギンさん”みたいに百歳になって初めて輝く人もいるぞ。
そうだ 希望を持って生きてみよう。
座長 ふぁにちゃ~ふじた